日産 R382 23号車

お久しぶりです。
忙しい季節がやってきました。。。
そして、インフルエンザが流行っているということなので、
かかりたくないものです。。。

さて今回紹介するのは、初の自動車で、日産のR382です!
用事があって横浜に行った際に、
ついでと思い日産グローバルギャラリー本社に行ったのですが、
何とあのR382があるじゃないですか!!!

プリンス自動車は1960年代、当時の日本のレースの最高峰であった、
日本GPに参戦していました。スカイラインでポルシェを一時的に抜いたことは
今でもスカイライン伝説の始まりとして語り継がれています。
しかし、抜いたのはあくまでも一時的。
ポルシェに勝てなかったプリンス自動車は勝つために
より強力なレーシングカーを作成します。
それが、プリンスR380、のちのニッサンR380です。
この時に造られたGR8エンジンをベースに
初代・2代目スカイラインGT-RとZ432に積まれるS20エンジンが出来ます。

そして1969年の日本GPに向けて造られたのが、
このR382です。搭載されるエンジンはV12 6.0ℓのGRX-Ⅲ。
R380搭載のGR8が直6 2.0ℓだったことを考えると
3倍ものサイズになっています。
ここから叩き出される出力は600馬力!
レース用のエンジンで排気量もデカいとはいえ
現行のGT-R NISMO仕様と同じ馬力はすごいですよね!

R382には3台存在し、20号車には北野元選手が、
21号車には黒澤元治選手が、23号車には高橋国光選手が乗車しました。
この23号車は残念ながらレース本番にトラブルで優勝争いから外れることになりました。
優勝したのは21号車、2位には20号車がつきました。













型式 R382
年式 1969年
原動機 GRX-Ⅲ
撮影日 2018年1月14日

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